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Grasshopperで簡単なアニメーション作成法【02】 //Data Recorder, Mass Addition, Timer//


無事にアニメーションに関する【02】の記事を書く運びとなりました。

ざっと前回まででやっていたことの復習です。

作りたいものは、「太陽の周りを地球が回っている」アニメーションをGrasshopperを用いて作成するというものでした。

ひとまず、【Number Slider】を用いて、自分でそれを動かして地球をぐるぐるとまわすところまでは前回できたと思います(下の動画)。

ここからは、【Number Slider】を直接手で動かさずに自動で地球がぐるぐると動いてくれる状態を作っていきます。つまり、【Number Slider】の数字が勝手に増加してくれる状態(=回転角度が増加する状態)を作るということです。

そのために必要な準備をこの【02】の記事で紹介します。

では、早速作業をしていきたいと思います。

やりたいことは先程も書きましたように、【Number Slider】の数字が勝手に増加してくれる状態(=回転角度が増加する状態)を作るということです。

では、どのようにすればいいのでしょう・・・。

色々やり方があるとは思いますが、デフォルトで入っているコンポーネントを用いたいので、今回は【Data Recorder】を用いた方法を紹介します。

※他にもいろいろ方法はあると思います。KangarooのCounterを使用する方法など。

①【Data Recorder】【Mass Addition】【Timer】【Number Slider】を用いる方法

早速ですが下記の動画を見てください。

一番右の【Panel】の数字に着目してください。数字が自動で増加していますね。この組み合わせを使えば、地球がまわる際に用いられる回転角度も自動で増加してくれそうですね。

では、それぞれのコンポーネントの解説をしながら全体の構成を理解していきましょう。

【Data Recorder】

このコンポーネントは時間の経過とともにデータを記録(保存)してくれます。

これだけではわかりづらいので、一番シンプルな例を見てみます。

【Data Recorder】のインプットに【Number Slider】、アウトプットに【Panel】をつないだコンポーネントの集まりです。

【Number Slider】を「1」にした状態で、【Data Recorder】の「オレンジのボタン(Recordボタン)」を押し、【Number Slider】の数字を手動で適当に動かしてみてください。すると、右端の【Panel】に数字が格納されていることがわかります。この数字はSliderで動かしたときの数字ですね。

このように、【Data Recorder】を使えば、変化があった際のデータを保存してくれるようです。

【Mass Addition】

このコンポーネントを使うと、インプットに入ってきたデータを合計してアウトプットとして出してくれます。例えば、インプットに「1, 2, 3, 4」と入れれば、アウトプットとして「10」が出てきます。

先程の【Data Recorder】と組み合わせて使用してみるとどうなるか、見てみましょう。

左端の【Number Slider】を「1, 2, 3, 4」と動かすと、【Data Recorder】のアウトプットには「1, 2, 3, 4」というリストができているのがわかります。そのアウトプットを【Mass Addition】のインプットにつないでみます。すると【Mass Addition】のアウトプットには最終的に「10」という数字が表示されています。つまり「1 + 2 + 3 + 4」の合計ですね。

ここまでで、【Data Recorder】【Mass Addition】の機能はなんとなくわかっていただけたかと思います。

あとは、自動で数字が発生するようなものができればいいですね(今は手動で【Number Slider】を動かして数字を発生させている)。

では、どうやるのか。そこで【Timer】の登場です。

【Timer】

【Timer】コンポーネントは、指定した時間の刻みで接続先のコンポーネントの状態を『更新』してくれる機能を持ちます(なかなか伝えるのが難しい)。

下の動画を参考に試してみましょう。

【Timer】を【Data Recorder】につないでいます。【Timer】が「1 seconds」のときは、1秒ごとに【Data Recorder】が更新されるため、そのアウトプットからは「1, 1, 1, 1, ・・・」という数字が1秒ごとに出力されています。

なお、【Timer】はコンポーネント上でダブルクリックすると機能を止めることが出来ます。

というわけで、自動で数字が増加していく仕組みが完成しました。

あとは、これを地球(sphere)の回転角度として採用すればいいわけですね。

ちょっと長くなったので続きは【03】にて。

ご覧いただいた方、ありがとうございました。

#Rhinoceros #grasshopper #generativedesign #parametricdesign

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